台所農園 #とは
最近、母親が台所農園にハマっております
いま適当に命名しましたが、切った野菜の根元などを台所に用意した容器につけて生長を待ち、立派に育ったところで刈り取るという家庭菜園の初歩の初歩のような、あの、アレです
しかしもちろん、冬とは言え素人が安易な考えでやろうものなら、容赦無く根っこからカビていきます
なんならウチのもカビてしまいましたから
こりゃ食えねぇ!まいったマイマザーはその植物をゴミ箱に運びます
そこでsketchは思ったわけです
(´-`).。oO(このまま捨てるのも勿体無い…腐ったのは根元だけだし、緑色の部分ならカビに関係なく美味しくいただけるのでは?
美味しくいただけるのでは?
収穫祭だッ!!!!
まず、緑色のそれを刈り取り…
何の計画性も無しに鍋にぶち込みます
ええ、ただ炒めるだけですが、それだけでも十分に味のほどは期待できます
なんてったって台所農園だもの
じゃっ、じゃっ、と手際良く炒めます
この萎び具合、いいですね、食欲をそそられます
食欲といえば、朝って何であんなにも食欲がわかないんですかね、夜に食い過ぎでしょうか?
実際、このシンプルクッキングも深夜12時に決行しております
炒めること数分
味見の結果、
(´-`).。oO(まっっず
面白いくらいまずかったです
苦さと焦げ臭さ(つまり苦さ)が絶妙に押しのけあい、何とも言えない苦さが交互に顔を出します
ただただ苦い料理とは、とんだサプライズです
クリスマスプレゼントにしては重すぎます
そこで、味付けの意をこめて醤油を垂らし…
完成品がこちら
まずそうですよねーー!
期待をどう裏切ってくれるのでしょうか
では、実食!!!!!!
俺「…………炒めすぎて草そのものが柔らかくなりすぎた
口の中でほどけて苦味だけが残る
醤油も足しすぎた
なんかお湯抜きの味噌汁の成れの果てみたいな味」
独り言ながら、グルメリポーター顔負けのまずさアピールをしてしまうほどの、なんというか想像を絶するまずさでした
これが台所農園の威力です
野菜は収穫しましたが、根っこはカビながらも健気に芽を伸ばし続けているので、来週には同じように苦いだけの野菜炒めが作れるほどに生長すると思います
でもそうなったとしても絶対、二度と、金輪際この創作料理はしないと心に決めたクリスマスでした